日記に掲載している「ふたりはプリキュア」の感想を集めました。(第1話〜13話)




第1話 私たちが変身!?ありえない!
第2話 カンベンして!闇に狙われた街
第3話 イケてる実習生に気をつけろ!
第4話 ミラクル!?生きている美術館
第5話 マジヤバ!捨て身のピーサード
第6話 新たな闇!危険な森のクマさん
第7話 熱闘ラクロス!乙女心は超ビミョー!
第8話 プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?
第9話 取り返せ!メポメポ大作戦
第10話 ほのか炸裂!素敵な誕生日
第11話 亮太を救え!ゲキドラーゴ・パニック
第12話 悪の華・ポイズニー参上!って誰?
第13話 ご用心!年下の転校生




 第1話 私たちが変身!?ありえない

 主人公、美墨なぎさが流星群を見ていると、その中の1つが部屋に飛び込んでくる。そして、それはなぜか携帯電話のような形をしており、中には珍妙な生き物が入っていた。
 一方、薀蓄女王という異名を持つ少女、雪城ほのかも、自宅の蔵で同じく携帯電話のような形をした道具を見つける。
 珍妙な生き物、メップルに導かれ、なぎさは遊園地に向かう。するとそこには歌舞伎役者のような姿をした男がおり、なぎさの持つアイテムを奪おうとする。その時、そこにほのかが現れる。そして、ほのかの手にも同じアイテムが。2人がアイテムを手放そうとしないのを見ると、怪しい男、ピーサードは周りの物体を持ち上げ、2人にぶつけようとしてくる。あまりのことに驚く2人に、珍妙な生き物、メップルとミップルは変身するように言う。2人は半信半疑のまま変身する。
 桁外れの運動能力に戸惑う2人。そんな2人に対して、ピーサードは遠慮なく攻撃を仕掛けてくる。そのため、2人はピーサードを相手に格闘を繰り広げることになる。さらに、ピーサードは怒れる天空の妖気、ザケンナーを呼び出し、ジェットコースターに憑依させる。2人に襲いかかってくるジェットコースター。だが、メップル、ミップルに従い、光線技、プリキュアマーブルスクリューを放つと、憑依していたザケンナーは離れていく。
 こうして、2人はプリキュアとして戦うことになるのであった。

 ピーサードは愚かである。なぜなら、なぎさに会った時、あんな敵対的な態度を取らなければ、戦うことなくプリズムストーンを手に入れることができたのかもしれないのだから。最初に会った時点で、なぎさはピーサードを怪しんではいただろうが、悪人であることは知らない。もしピーサードが丁寧な態度を見せれば、例えばそのアイテムは実は自分の物だとか言えば、なぎさは素直にそれを差し出したかもしれないではないか。そう考えると、ピーサードが愚かにもいきなり敵意をむき出しにしたことが、プリキュアたちにとっては幸いだったのかもしれない。まあ、アニメの悪役の知性というものは低いのが標準なのだが・・・。
 しかし、メップル無礼&わがままと、あまり好きになれない性格のキャラだ。第1話からいきなりなぎさはメップルに振り回され、そして感情を害している。だが、話が進むにつれなぎさのメップルに対する態度は穏便なものになっていく。やはり、わがままに対する耐性がついたのだろうか。
 プリキュアになる前、2人には何の接点もなかった。まあ、麻薬真逆のキャラなのだからそれは当然かもしれない。この回の冒頭では深く知り合う以前の2人の日常の姿が丁寧に描かれていたが、今となっては非常に新鮮である。(ちなみに、この文章を書いているのは第1話が放送されてから半年以上後である。)
 どうでもいいことだが、変身バンク中にカードコミューンがポーチに収納される場面が入っているのはこの回だけなのだろうか。




 第2話 カンベンして!闇に狙われた街


 ピーサード(歌舞伎役者のような悪役)は、掃除機を素材としたモンスターを作り、町中の電気エネルギーを吸収しようとする。
 (以下このように表記。変身前も同じ。)は早速現場へ直行する。すると、黒がエレベーターに閉じ込められている友達を発見。助けるために屋上へ急ぐが、そこにはピーサードと掃除機モンスターが。2人は戦おうとするが、敵は強く、2人ともエレベーターの天井まで飛ばされてしまう。
 ピーサードがエレベーターのワイヤーを切る。2人はエレベーターが地面に激突するのを防ぐため、体にワイヤーを巻き付け、両足を壁面に押し付ける。エレベーターが止まると、2人は壁面を駆け上がり、屋上へ出る。2人は雷撃でモンスターを攻撃。さらに、黒がキックでとどめを刺す。

 人間離れしたアクションだ・・・。
 ちなみに、実際はエレベーターのワイヤーが切れても、箱の下には空気の層が存在するため、落下スピードが抑えられ、地面に叩きつけられるようなことはないのだという。つまり、2人が両足を突っ張る必要はなかったのだ。
 変身後の2人は互いのことを「ブラック」「ホワイト」と呼んでいた。顔丸出しの上、敵に正体がばれているのだから本名で呼び合っても別に問題はないのだが、きっと気分を出すためなのだろう。他のアニメ、例えばミュウミュウでも似たようなことはやっていた。
 敵が電気エネルギーを狙っているというのも面白かった。この手の悪役が狙うエネルギーというのは、人間の生気のような神秘的な力が多い。しかし、こいつが狙ったのは電気非常に現実的なエネルギーだ

 某所でプリキュアと「元気爆発ガンバルガー」(ロボットアニメである。)が似ているという書き込みを見た。私も同じように思った。周りの道具をモンスターにするという設定も同じだし、ジャアクキングザケンナーの姿もゴクアーク(だっけ?)に似ている。




 第3話 イケてる実習生に気をつけろ!


 白の家に来た黒と白。メップルミップルはそこで、プリズムストーンのことを話す。
 翌日、ベローネ学院女子中等部に教育実習生が来る。その中の1人、風間先生イケメンなのだが、実はピーサードが化けた姿。ピーサードはよし美先生を操り、黒を体育館に連れてこさせる。
 ピーサードはよし美先生を人質にしてプリズムストーンを渡すように要求する。しかし、プリズムストーンは今黒の手元にない。
 その時、白が体育館に入ってくる。黒と白は変身。ピーサードは体育用具を使って攻撃する。バスケットボールにぶつかられたり、緞帳に巻き込まれたりしたが、最終的にはザケンナーを粉砕。

 どうもストーリーをまとめるのは難しい。
 白の祖母は絶対何か絡んでいる。言動が明らかに怪しい。きっと自分の孫がプリキュアだということにすでに気付いている
 ピーサードは教育実習生に化けている時はほとんど喋らなかったが、それだと逆に怪しまれるだけだろう。敵地に侵入する時は、相手に警戒されないようにすることが重要なのだが、こいつにはそれがわかっていない。もしかして、ピーサードって・・・、馬鹿?(まあ、アニメの悪役で本当に賢い奴はあまり多くないのだが。)
 前回と比べて、今回の戦いは地味だったような気がする。学校の体育館という限られたスペースの中での戦いだったからだろうか。私としては前回のように人間離れした派手なアクションが見たいのだが。
 白の部屋にはブレキストン博士なる人物の写真が置いてあった。一体誰だよ?ブラキストンなら聞いたことがあるが・・・。この人は白の尊敬する人かなんかなのだろうか。




 第4話 ミラクル!?生きている美術館


 美術館に社会見学に行くが、帰る時間になっても校長教頭、そして生徒の1人、柏田真由が戻ってこない。黒と白は連れ戻すために美術館の中へ入る。すると、美術館の中にいた人間が石像にされている。犯人のピーサードは展示品にザケンナーを憑依させ、黒と白を攻撃。さらには竜巻を起こして石像にされた人間を巻き込み、盾にする。
 うかつに攻撃することができず、苦戦する2人。しかし、心眼で敵の気配を察知し、白黒の稲妻でピーサードを攻撃。
 さて、その戦闘の間、真由は敬愛する画家、マリオ=ピッカリーニの絵の中に入っていたため無事だった。

 黒が彫刻を壊してしまう話や、校長、教頭の登場に何か必然性があったのだろうか。(やるならもっときっちり描いてほしい。)真由が絵の中に入ってしまうというシーンももっと描き込んでほしかった。
 だからだろうか、今回は前回、前々回と比べてつまらなくなったように思える。(ちなみに、今まででいちばん面白かったのは第2話。)  ミップルが100年前にこの世界に来ていたことも説明されたが、この設定は今後どのように生かされるのだろうか。ちなみに、光の園虹の園この世界)の時間の速さの比は1:36525のようだ。
 さて、ピーサードだが、プリキュアの2人の攻撃によって完全に消滅したかのように思われたが、どうやらしぶとく生きているようで、来週もブラウン管に登場するらしい。
 あと、ありがちな突っ込みだが、言わせてもらう。
ピーサードよ、人間を石化するという物凄い能力を持っていながら、なぜ今までそれを使わなかった!?




 第5話 マジヤバ!捨て身のピーサード


 度重なる失敗で、仲間からも馬鹿にされるピーサード
 その日、黒と白は仲良く一緒に外出していたのだが、2人が別れた後、白の前にピーサードが現れる。1人では変身できないため、追い詰められ、カードコミューン(携帯電話型の変身アイテム)も奪われてしまう。そこに黒が助けに入る。
 正々堂々と戦うことを決意したピーサードは、白にカードコミューン(長いので以下CC)を返し、変身させる。ピーサードは圧倒的な力で2人を追い詰めるが、結局プリキュアマーブルスクリュー(白黒の電撃の渦、以下PMS)を放たれ、逆転されてしまう。ピーサードも己の電撃で対抗するも、結局PMSに押され、プリズムストーンを残して消滅してしまうのであった。

 白にCCを返し、変身させたピーサード。正々堂々と戦おうという姿勢は格好良かった。敵とはいえ、ピーサードもドツクゾーンの倫理己の信念に従って戦っている。もちろん武人としての誇りもあるし、自分の行いが(ドツクゾーンにおける正義に適っていると信じて戦っていたに違いない。
 わずか1ヶ月で死んでいった短命な敵キャラだったが、印象は強かった。
 さて、冒頭で先週明かされた設定が説明されていた。先週はいろいろな話を無理矢理詰め込んだような気がして面白いとは思えなかったのだが、先週明かされた設定が生かされるのなら文句はない。(本当に生かされるんだろうな?)

 今週は前半の「2人で仲良くお出かけ」よりも、後半の戦闘の印象が強かった。戦いの悲しさ(自分たちがピーサードを殺してしまったことにショックを受ける白)も描かれていたし、今回はかなり質の良い話だったと思う。

 来週からは新幹部が登場するが、どんな戦いぶりを見せてくれるのか楽しみだ。




 第6話 新たな闇!危険な森のクマさん


 メップルが落としたプリズムホーピッシュを捜しに山へ行く黒と白。そこで黒は流されていた小熊を助け、母熊の所へ帰してやる。
 が、ドツクゾーンの幹部第2号のゲキドラーゴが現れ、母熊にザケンナーを憑依させる。逃げる2人、追うゲキドラーゴと熊。2人はつり橋を渡って逃げる。ゲキドラーゴは追うが、自分の体重で橋が落ち、はるか下の川へ転落。だが、熊は割れ目を飛び越えて追ってくる。
 黒と白は新技、プリキュアレインボーセラピーPRT)で母熊に憑依したザケンナーを分離させる。その後、なぜか地中から出てきたゲキドラーゴをPMSで攻撃。ゲキドラーゴは崖にぶつかり、岩に埋もれてしまう。
 その時、崩れ落ちる岩と一緒にプリズムホーピッシュが落ちてくる。

 ゲキドラーゴは非常に頑強な体を持っているようだ。50メートルはあろうかという高さの崖から落ちても怪我一つしないのだから。しかし、その代わり頭は非常に悪そうだ
 頑強といえばプリキュアの2人も恐ろしいほど丈夫だ。この2人も崖から落ちても怪我しないのだから。もちろん、ゲキドラーゴが転落した崖と比べたらはるかに低い崖ではあったが、それでも悪くすれば死んでもおかしくないほどの高さだ。変身前でもこんなにタフとは、主題歌に嘘はなかったと言うべきか。
 ピーサードは無生物にザケンナーを憑依させていたが、ゲキドラーゴは熊に憑依させた。幹部によって憑依させる相手が違うのかもしれない。PMSは相手に直接ダメージを与える技で、新技PRTは生物に憑依したザケンナーを分離させる技だ。第3、第4の幹部がそれぞれ違う方法で攻撃してくるのだとしたら、やはりプリキュア側も新しい技で対処することになるのだろうか。

 でも、新幹部新技新アイテム(ホーピッシュ&プリキュア手帳)と、今日は新しい物がぞくぞく登場する回だった。もちろん新アイテムの登場はおもちゃを売るという意図があってのものなのだろうが、新しい物の登場は、それだけでも話を活性化させる。




 第7話 熱闘ラクロス!乙女心は超ビミョー!


 黒のラクロスの試合の応援に来る白。だが、白の隣には黒の憧れの人、藤村(通称藤P)が。そのため黒は動揺し、初日の試合はさんざんな結果に。
 次の日の試合にも白は応援に来るが、その時ゲキドラーゴが現れる。白は独りゲキドラーゴに立ち向かい、試合の行われている競技場から遠ざけようとする。
 さて、こちらは黒。白がいないことに気付き、白を捜す。ゲキドラーゴに立ち向かう白の許へ急ぎ、2人で変身。ゲキドラーゴは、黒を追ってきた教頭にザケンナーを憑依させる。だが、教頭はただ愚痴をこぼすだけ。2人はPMSでゲキドラーゴを吹き飛ばし、ザケンナーを分離させる。
 ちなみに、白と藤Pはただの幼馴染だった。

 先週習得したPRTは憑依したザケンナーを分離させ、それでいて憑依されていた生き物には害がないという便利な技である。今週もこれを使うと思っていたのだが、使わなかった。日々の鬱憤を晴らしているだけの教頭を見ると、気が抜けてしまって技を出す気にもなれなかったのだろうか。
 教頭といえば、この人はベローネ学院のチームが出場する大会には必ず応援に行くのだろうか。校長も一緒だったが、だとしたらまめな人たちだ。
 黒の調子が悪いと負け、黒が行方不明だと苦戦、黒が戻ってくると大逆転。ベローネ学院のラクロス部の中で、黒は大きな役割を担っているようだ。エースと呼ばれていたが、実際そのようだ。今週は戦闘シーンはなくてもよかった気がする。実際戦闘はほとんどギャグだったし。むしろ、試合の様子黒の心の動きをもっと描き込んでほしかった。まあ、この手の番組で変身&必殺技はノルマなのだろうから戦闘抜きの話は期待できないが。

 でも、こんな早い段階でプリキュアのことが教頭にばれて大丈夫か?まあ、来週になったら都合よく忘れていてくれたりするのだが。




 第8話 プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?


 ミップルから黒が藤Pに好意を持っていることを聞いた白は、翌日登校する時に藤Pを黒に紹介する。だが、自分の心の中にまで踏み込まれたように感じた黒は怒り、
あなたなんて、プリキュアってだけで友達でも何でもないんだから!
と言ってしまう。その日の放課後、帰ろうとする黒に、白はCCを渡してしまう。
 次の日、黒は仲直りをしようとするが、うまくいかない。その日の帰り道、黒は木と一体化したゲキドラーゴに襲われる。黒の悲鳴を聞きつけた白は黒の許に駆け付ける。黒はCCを白に返し、2人は変身。あっという間にゲキドラーゴを倒す。だが、2人の関係はまだぎくしゃくしたまま。
 その夜、2人は間違えて持ってきてしまった相手のプリキュア手帳を読み、互いの気持ちを理解する。そして、次の朝には2人は友達になっていたのだった。

 今まで「雪城さん」「美墨さん」と呼び合っていた2人が、お互いを理解することで「ほのか」「なぎさ」と呼び合うようになる。土手でのシーンだが、あれには素直に感動した。
行こう、ほのか。
短い台詞だが、物語の中では大きな役割を果たしている。
 このような戦隊もので、メンバー内部の仲たがいが起こるというのは決して珍しいことではない。だが、今回の仲たがいはタイトル通り「早すぎ」た。が、それによって2人の絆が強まった。
 ただの「同級生」「プリキュア」という関係から「友達」という関係に変わる。そういう意味で、今日の話はそんな印象的な回であった。
 今回は戦闘シーンが少なかった。だが、物語の質は非常に高かった。むしろ、アクション重視の回とドラマ重視の回はきっちり分けてもらった方が嬉しい。アクションだけでなく、友情もこの作品の重要なテーマの1つなのだから。2人の友情を描かなくては意味がない。
 良質だったのは脚本だけではない。2人の心の動きを表す演出も秀逸だった。こんな回が頻繁に見られるようになることを願いたい。




 第9話 取り返せ!メポメポ大作戦


 メップルが病気になってしまう。そして、そんな時黒のCCが教頭に没収されてしまう。CCを取り返すため、教頭が帰るまで待つ2人。
 教頭が職員室を出ると、なんと人体模型が現れる。驚いて気絶した教頭からCCを奪う人体模型。出会った黒と白も驚いて逃げ出す。
 その人体模型は、実はザケンナーが憑依したもの。黒のCCはゲキドラーゴの手に渡ってしまった。だが、メップルが病気だということを聞くと、ゲキドラーゴはCCを黒に返す。ゲキドラーゴはメップルorミップルを殺さずに連れてくるよう命じられていたのだ。
 CCを渡してしまってから、それはまずかったと気付いたゲキドラーゴ。怒って人体模型を巨大化させ、2人を攻撃させようとするが、人体模型はゲキドラーゴを踏み潰してしまう。その隙に2人は変身。PMSでザケンナー&ゲキドラーゴを攻撃。ゲキドラーゴはまたしても敗れ去るのであった。

 巨大化した人体模型は校舎を派手に破壊したが、戦いが終わると全部元通りになっていた。第4話では美術館の天井が破壊されたが、これもすぐに元通りになっていた。PMSの力だろうか?
 ゲキドラーゴが馬鹿なのは前からわかっていたことだが、自分が憑依させたザケンナーさえ思い通りに操れないのにはあきれた。今回ザケンナーを憑依させたのは米槻教頭のような人間ではなく、意思を持たない人体模型なのに!ジャアクキングよ、悪いことは言わない。こんな大馬鹿者じゃ役に立たない。早く別の幹部を送り込んだ方がいい。
 実際、ピーサードは2人をかなり苦しめたが、ゲキドラーゴはすぐやられているような気がする。
 しかし、教頭の趣味が生徒から没収した漫画を読むことというのは面白かった。そういえば、こんな話を聞いたことがある。昔、たまごっちが流行っていた頃の話だ。学校にたまごっちを持って行って先生に没収されたが、数日後返してもらうと、なぜか立派に成長していたそうだ。もちろん先生が楽しんでいたわけなのだが、こんな教師はやっぱりどこにでもいるのだろうか?
 そういえば、たまごっちCC(玩具の)はよく似ている。




 第10話 ほのか炸裂!素敵な誕生日


 白の誕生日に白の両親が1年ぶりに日本へ帰ってきた。親子水入らずの時間を過ごそうとする雪城親子だが、急に仕事が入り、宝石店へ向かうことに。
 その時、宝石店に強盗が入る。さらにはゲキドラーゴまでもがプリズムストーンを狙ってやって来た。
 さて、こちらは黒。テレビをつけると強盗のニュースが流れている。その画面にミップルがいることに気付いた黒はその宝石店へ。換気ダクトから内部に入り、変身。ゲキドラーゴを相手に立ち回りを演じた後、PMSを発射。しかし、ゲキドラーゴもそういつもいつもやられているわけではない。が、その時PMSが店中の宝石に反射し、力を増す。ゲキドラーゴは吹き飛ばされ、白の説教で改心した強盗はおとなしくお縄についた。

 「大人では入れない」換気ダクトから内部に潜入した黒。画面で見る限りでは特にそのようには見えないが、きっと小柄なのだろう。両親はでかそうだが
 白に説教されて改心した強盗3人組だが、純粋な主人公に説得されて改心した小悪党本当に悪い奴は改心なんかしない。)といえば、「太陽の勇者ファイバード」(昔のロボットアニメである。)に出てきた2人を思い出す。あの2人は頻繁に出てきたが、今回の3人はもう画面に現れることはないんだろうなあ・・・。逮捕されたし
 白にプレゼントを渡し、換気ダクトから外に戻っていった黒。
ハッピーバースデー。」とだけ言ってその場を離れたが、それはかなり格好良かった。黒の名台詞といえばまず
第8話のそれを思い出すが、今回の「ハッピーバースデー。」もかなり印象に残った。彼女の言葉は短いながらも印象深いものが多い。
 格好良いシーンだけではなく、変なシーンもあった。ニュースの映像でなぜかミップルがアップになっていたこと。それから、黒の額の10円・・・。




 第11話 亮太を救え!ゲキドラーゴ・パニック

 黒の弟、亮太が宿題で水族館に行くことになり、黒と白が付き添う。が、突然水槽が割れ、魚が空中を泳ぎ出す。ゲキドラーゴの仕業と踏んだ2人は、亮太に隠れているよう言うと、ゲキドラーゴのいるプールへ向かう。
 ゲキドラーゴはエイウツボと合体し、最終形態となって2人に襲いかかってくる。その時、2人のことが心配で見にきた亮太の姿が目に入る。ゲキドラーゴの攻撃で亮太は気を失ってしまう。
 激怒した黒はゲキドラーゴに飛びかかり、強烈な蹴りを連発、さらには顔面に突きを一発。そして、2人はPMSを放つ。黒の怒りはPMSをパワーアップさせ、ゲキドラーゴを粉砕する。ゲキドラーゴはプリズムストーンを残して消滅するのであった。

 この手の美少女戦隊では定番の水族館ネタだ。水族館でのアクションはCCさくら(アニメ版)、東京ミュウミュウ(原作)、そしてぴちぴちピッチでも見られた。水族館の水槽の材質は厚いものでは30cmはあるアクリルガラスだという。漫画やアニメではよく割れているが、実際にはよほどのことがないと割れないはずだ。(ぴっちでは別に割れたわけではないが。
 水族館に現れたゲキドラーゴだが、なぜわざわざ水槽の中に入ったのか、それ以前にどうやって入ったのか。鮪と一緒に泳いだり、エイの背中に乗ったりという奇妙な行動に意味はあったのだろうか。
 と、前半でのゲキドラーゴの行動には納得しかねる点が多くあったものの、後半のアクションシーンは良かったと思う。ゲキドラーゴ最終形態の巨体を相手にする2人には燃えた。最近はあまり派手なアクションが見られなかったが、今回は楽しめた。
 でも、美墨さん、あなたにとって魚とは食べる以外に価値のないものですか?




 第12話 悪の華・ポイズニー参上!って誰?


 ピーサード、ゲキドラーゴに続いて、第3の幹部、ポイズニーが派遣される。ポイズニーは黒のCCを奪い、白のCCを狙って白にも近付き、幻覚を見せる。だが、そこに白の祖母、さなえが現れ、白は幻覚から目覚める。
 ポイズニーは正体を明かすと、周囲の人々を操って白を襲わせ、CCを手に入れようとする。その時、白の手を離れたCCがさなえの手に。
 さなえはポイズニーの攻撃にも耐えるが、途中で力尽き、倒れてしまう。メップルはポイズニーの手から逃げ出し、白と、白を助けに来た黒は変身。だが、そこにポイズニーはいなかった。しかし、人々は操られたままだったので、2人はPRTでザケンナーを払う。

 今回はあまり面白くなかった。新幹部のポイズニーは冷酷かつ卑怯で、自分が直接手を下すのを好まないようなので、第2話や第11話のようなアクションが見られないのは仕方ないが(とはいえ、プリキュアの売りの1つはアクションなのだからあまりアクションなしの話が続くのも嫌だが)、だったらその分ドラマを充実させてほしい。
 今回は白の祖母、雪城さなえの秘められた過去新幹部の登場というストーリー上重要なイベントを2つも盛り込みながら、そのどちらもが中途半端になってしまっていたのが気になった。例えば、ポイズニーが登場して、その卑怯さを披露する話で1つ、さなえの過去話で1つというように作ればもっと話に深みが出たように思えるのだが、どうだろうか。
 とはいえ、さなえがミップルに、そしてプリキュアに深い関わりがあるということがはっきりしただけでも良かった。
 それから、久しぶりにPRTが見られたこと、ブレキストン博士が何者かわかったのも良かった。ブレキストン博士のモデルは、やはりアインシュタインだろうか?




 第13話 ご用心!年下の転校生


 ベローネ学院男子部1年に、入澤キリヤと名乗る生徒が編入してくる。だが、実はキリヤはポイズニーの弟で、ドツクゾーンの幹部の1人であった。
 それとは関係なく、白の所属する科学部が、地区の研究発表会に参加することになる。だが、発表が始まると会場の電気設備が異常を起こし、会場は大パニックに。もちろん、これはポイズニーの仕業。ポイズニーは実験装置にザケンナーを憑依させ、会場を破壊させるのだが、逃げ遅れた生徒がそれに巻き込まれてしまう。
 黒と白はPMSでザケンナーを攻撃。破壊された会場は元通りになり、研究発表は無事に再開された。

 サブタイトルに「年下の転校生」という語句を入れておきながら、実際に事件を起こしたのはポイズニー。キリヤは真の姿も晒さず、ただ出てきて超人ぶりを発揮したのみだった。キリヤはプリキュアの2人に接触したが、別に相手の弱点を探すでも攻撃を仕掛けるでもない。もちろん、相手を油断させるという狙いがあったのだろうが、そうだとすると今度は逆に消極的すぎるような気もする。ポイズニー&キリヤ姉弟は共に卑劣な策士のようだが、この2人が卑劣な作戦を見せてくれるのは来週以降のようだ。
 見所としては、静電気発生装置に手を触れて髪の毛が逆立つ黒、3人分の弁当を食べる黒などがあった。
 また、プリキュアとしての姿を科学部のユリコやザケンナーの被害者の女生徒2人に見られてしまったが、このことは来週以降の話に生かされるようだ。プリキュアの目撃者といえば、教頭もそうなのだが、彼はそのことを覚えていないようなので、このことがストーリーに影響を与えることはないだろう。




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